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2008/02/23 (Sat)

人類の財産...

文明...

日々の生活は便利になり、人はより暮らしやすく、快適な生活を求め科学の発展に努めた...その裏側に害があると知りながら...

空気は汚れ、大地は荒れ、温暖化はすすむ...

 

海中や密林地帯では、その影響を受け未知なる生物が誕生し始めていた...
昔よくやったゲームで見たモンスターだ...

 


205X年...


温暖化が進むにつれて、モンスターはその勢力を強めていった、環境汚染によりモンスターが誕生し、何より恐ろしいのは、繁殖力であった。

数年前までは密林などで生息を確認できる程度だったものがいまや群をつくり、食料を求めときには都市まで攻め入るようになっている...

もはや人類に安息の時間はなくなってしまった、銃器や科学力を持たないモンスターなど。個体で見れば恐れるに足らないが、いまや科学力を駆使しても手に負えない程になってしまった...

先に述べた繁殖力に対して殲滅が追いつかないのである、

人類の未来は日々追い詰められているのである。


科学の発展していない地方は日ごと日ごとにモンスター達の手に落ち、主要都市では日々殲滅活動及び勢力争いが続いていた...いや、モンスターの侵略を防衛している...と言ったほうが正しいだろう


そんな生活が何年続いただろう…今日では人類は半数にまで減ってしまったのだ…

防衛と言う対策もむなしく、見切りを付けられ一部の限られた人間は地下シェルターへ逃げ、人民による防衛戦が続いている国も少なくはない...

 

人類が滅亡するのも、もはや時間の問題だろう...

 

誰もが、覚悟だけはしていた...

 

自暴自棄になる者もいたが、ただ未来に希望を願い…明日を探す者が殆どであった。

絶望とは裏腹に人の願望とは揺るがないのだ…

 

長きにわたる防衛により蓄えも底が見え始めたころ、人類に一つの光が射した

 


救世主の登場である。

 

人類滅亡の危機にして都市もなにもないのだが、遥か昔文明が開化するその頃、人口の少なさや山岳地帯だという事から文明の発展から取り残され、今日ではその名前さえ知らない、その地域に人が存在することすらしらない人も少なくない、歴史と共に忘れ去られてしまった街がある。

彼はその街の出身らしく、遥か北の大地から使いとして訪れたらしい。

彼の話では、北の大地では温暖化の影響も受けず、特に山岳地帯では気温も低くモンスターは生存できない環境にあるらしい。

残されたわずかな人口程度なら山岳地帯に移動もできるだろう、蓄えも底を付き、そこに訪れた一つの未来...

未来さえ見えない防衛生活に比べれば、迷う必要などなかった

 

かつては何百万といた都市人口も数えられる程になった今、人々は都市を捨て、新たな大地を目指した。


皮肉にも文明の発展とともに、山へと追い遣った獣により、人類は忘却の街へと追い遣られる事になった...

 

これが文明開化の結末である。

 

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* ILLUSTRATION BY nyao *